ドライヤーでシャワーカーテンの撥水加工を復活させよう

お風呂掃除後のシャワーカーテン

シャワーカーテンの撥水加工は復活させられる

新品の頃はちゃんと撥水していたシャワーカーテンも、使っているうちに、だんだん水がつきやすくなってしまいます。
シャワーカーテンには撥水加工が施されており、表面に塗布された細かなフッ素樹脂の粒が水をはじくようになっているのですが、何度も水が当たるうちにフッ素樹脂の粒の並びが乱れ、撥水効果がなくなってしまうのです。
しかし、なくなってしまったシャワーカーテンの撥水加工も、ドライヤーを使って復活させることができます。
やり方は簡単で、10cmくらい離してドライヤーの温風を全体に当てるだけです。
傘やジャンパーの撥水加工を戻すのによく使われる方法ですが、シャワーカーテンにも同じように効果があります。
お風呂掃除でシャワーカーテンを丸洗いしたら、せっかくなのでこの方法も試してみてください。

ドライヤーで撥水加工が復活する理由

では何故ドライヤーの温風で、撥水加工を復活させることができるのでしょうか。
それは、温風によってフッ素樹脂の粒の並びが整えられるからです。
そもそも髪を乾かすのにドライヤーの温風を使うのは、ただ水分を飛ばしやすいというだけの理由ではありません。
熱を加えることによって、髪の毛の分子がほぐされ、きれいな並びになるので、くせ毛が出にくくなるからです。
同じように、フッ素樹脂も熱を加えることで、鎖が絡まるようになっているのがほぐれて、整列するため、撥水効果を取り戻すことができます。