水垢はどうして発生する?

お風呂場の掃除で気になる蛇口の金属部分についた白い水あか

水垢はどのように発生するか

お風呂や水道の蛇口に発生しやすい水垢ですが、これはどのように発生するのでしょうか。
水道水の中には、ケイ素やカルシウムなどのミネラルが含まれています。
なぜ浄水場で取り除かれないかというと、ミネラルがほんの少し含まれることで、水道水がおいしくなるからです。
ただ、おいしくなるのは良いのですが、水が蒸発するときに、白く残ってしまうのです。
そのミネラルの残渣が溜まって、水垢の状態になってしまうというわけなのです。
また、お風呂の場合に関しては、せっけんの中のカルシウムが残って水垢となってしまうこともあります。

水垢が発生しやすい環境と、その対策

水垢が発生するのは、濡れた部分についた水が蒸発するときです。
なので、一度濡れてから、その部分が濡れたまま放置されているような環境において、水垢が発生しやすいです。
これを防ぐためには、蛇口などの水道を使うたびに、水滴のついた箇所をふき取るのが良いです。
水滴がふき取られ、ミネラルの絶対量が減るので、水垢も減ります。
お風呂の鏡の水垢に関しては、使用後にハンディタイプのワイパーで水を落としておくと、ふき取るのと同じ効果が得られ、水垢ができづらくなります。