パイプクリーナーの種類によってつまり解消の効果に差が出る?

排水つまり解消に使える液状パイプクリーナー

液状パイプクリーナーを選ぶ3つの基準

液状のパイプクリーナーは、排水つまり解消グッズとして最もメジャーなものです。
パイプユニッシュなどの有名商品の名前は、誰もが聞いたことがあるでしょう。
ただ、液状パイプクリーナーには種類がいくつかあり、排水の詰まりを取りたいとき、どれを選ぶべきかというのはなかなか迷うところです。
このページでは、液状パイプクリーナーを買う際に、チェックすべき3つの基準を説明していきます。

水酸化ナトリウムの濃度

液状パイプクリーナーは、ほとんどの商品が、水酸化ナトリウムというアルカリ性の物質を含有しています。
このアルカリ性の力で、排水つまりを引き起こしている汚れ(詰まりの原因物質)を、溶かしてしまうのです。
なので、水酸化ナトリウムの濃度が高ければ高いほど、排水つまり解消の効果も高くなります。
水酸化ナトリウムの濃度は、製品の裏側に書かれていますので、買う際にチェックして、なるべく濃度が高いものを購入しましょう。

粘度

粘度とは、どれだけパイプクリーナーに粘り気があるかの度合いです。
粘度の高い液状パイプクリーナーを、選びましょう。
というのも、あまり粘度が無い液状パイプクリーナーを使うと、排水管にとどまらずに流れてしまって、詰まっている汚れをうまく溶かしてくれないことがあるのです。
シンプルなチェックポイントとしては、商品の表面に「高粘度」「濃密」など銘打っている商品を選ぶと、排水つまりに効果的な場合が多いです。

量とコストパフォーマンス

排水が詰まっていたのが嘘のように解消される強力なパイプクリーナーでも、あまりに高額だと手が出ません。
容量と値段を考えて、誰しもがコストパフォーマンスが高いものを買いたいものです。
その際、単に容量当たりの値段を見るだけではなく、上で説明した水酸化ナトリウムの濃度や粘度も考慮に入れましょう。
たとえ大容量でも、水酸化ナトリウムの濃度が低ければ、排水つまり解消には、あまり効果がないということになります。
紹介した3つの基準を参考にして、最も排水つまりに有効で、かつコストパフォーマンスの良い液状パイプクリーナーを探してみてください。