蛇口のトラブル

蛇口交換のやり方

水道の蛇口部分の水漏れに関するトラブルは多くの場合蛇口または蛇口関連パーツ(パッキンなど)を交換することにによって解決できる場合が多いです。

実際にやってみたらさほど難しくはないのでトライしてみましょう。

 

【予防策】

パッキンの劣化による水漏れは消耗品ですので、定期的に交換するしかありません。ナットのゆるみによる水漏れは、定期的にナットをしめなおすか、衝撃で徐々にゆるんできますので、洗い物の際に食器をぶつけたりしないなど、衝撃を与えないようにする必要があります。

部品を交換するだけで解決する軽度の水漏れへの対処はこちらです。


【トラブルの原因】


水道蛇口からの水漏れの主な原因は、蛇口の構造的な繋ぎ目の部分の劣化・消耗によるものが代表的です。
蛇口の先端から水漏れをするもの、ハンドルの根元から水漏れするもの、水栓との繋ぎ目から水漏れするものなどは繋ぎ目の部品がゆるんでいたり、内部のパッキンが消耗してしまっている可能性が高いです。

 

  • 蛇口用シールテープ
  • ウォーターポンププライヤー
  • 水栓取外しレンチ
  • プラスドライバー
  • ピンセット (毛抜き)
  • パッキン

水道の蛇口から水が漏れてきてしまっている場合、蛇口を交換するために水道蛇 口を外さなければなりません。

また、水の出が悪いという場合にも水漏れを起こしている可能性があります。
蛇口からの水の出が悪い場合の対処はこちらです。

蛇口を外している間に水が出てこないよう、水道 の元栓を締めておくことを忘れないで下さい。
水道の元栓は、水道のメーターに 設置されていることがほとんどです。
賃貸マンションの場合は、建物でまとめて 水道メーターが設置されていることもありますので、元栓を閉められる際は、大屋さんか管理会社に確認をしてみるといいでしょう。

蛇口に付けられているパッ キンの交換を行わなければならない場合は、現在使用しているパッキンと同じサ イズのものを購入するようにして下さい。

屋外単水栓の交換についてはこちらをご確認ください。

蛇口を交換する時期

一般的には補修が不可能な不具合が発生した場合に交換しますが、使用年数で言えば15年ほど使用した蛇口はいつ壊れてもおかしくない状態です。

金属は腐食を起こすものなので、長年使っていると目に見えない部分が腐食を起こしている可能性もあります。

パッキンの交換程度で済むならばいいですが、不具合を起こした際に修理の料金が高くなるようでしたら交換したほうがいいかもしれません。

蛇口交換の手順

トラブルが起こっている箇所のみを修理するよりも、蛇口そのものを交換したほうが経済的な場合もあります。
判断は難しいかもしれませんが、場合によっては蛇口ごと交換してみるのもいいのではないかと思います。

蛇口の種類

ワンホールタイプ
穴が1つで蛇口がキッチン天板である台に取り付けられているものがワンホールタイプです。
取付穴自体はどのキッチンメーカーも共通ででФ33mmから39mmなのでINAX、TOTOの蛇口など自分の好みのメーカー、そして蛇口に交換したりも可能なのです。
ツーホールタイプ
穴が二つあり、蛇口がキッチン天板、もしくはステンレスプレートなどの台に取付けられているものをツーホールタイプと言います。別名デッキタイプとも呼ばれています。
取付ピッチ、いわゆる穴と穴の距離はどのメーカーも共通の規格のため全て203mmです。ただし正確な値が知りたい時は、キッチンカウンターの裏側から確認して測定する必要があります。
壁つけタイプ
名前の如く、蛇口が壁に取付けられているタイプを壁付きタイプといいます。
交換も容易にできるタイプで、壁付きタイプから壁付きタイプへの交換は比較的簡単にできるようです。


ワンホールタイプの蛇口

手順1 水を止める

点検口が付いている場合については、ねじを先にドライバー外してから開けます。

ワンホール水栓は、止水栓が付いていることが多いです。止水栓はトイレについている栓のようにマイナスドライバーなどで開閉が可能な水栓のことです。
この場合はお湯と水の止水栓を止めれば良いですが、止水栓が無い時は家の元栓を止めましょう。


手順2 既設の配管部分を撤去

配管部分ワンホール水栓には、逆止弁という部品が通常ついています。この逆止弁までが蛇口の付属部品となります。
新しい蛇口にも付属されているものです。


手順3 蛇口本体の固定ナットを外す

蛇口のほとんどは裏側から固定されていることが多いです。製品の種類やメーカーによってサイズが違うので一番苦労するところかも知れませんが、レンチなどで少し緩めてあとは手で廻して外せます。もしくは最初から手で取れる場合もあります。レンチでネジ部をキズを付けると外すことが困難になるのでナットのみ外すように注意しましょう。


手順4 既設蛇口の撤去完了

蛇口を外すと、通常直径33mmから39mm程度の穴が空いています。この穴の直径が蛇口の取付穴と解釈してください。なお、蛇口本体の直径が取付穴ではありません。


手順5 新しい蛇口の部品と蛇口本体の取り付け

最近のワンホール水栓は簡単に上から本体を取付固定可能なものを採用しているようですが、メーカーなどによって違うものの、おおよそ基本的には同じ様な金具です。この部品を付けることにより本体の取付はほぼ完了します。
そして、水栓を先ほど取付した金具にはめ込んでネジで本体を固定すると本体の固定も完了です。


手順6 逆止弁の取り付けと給水ホースの接続

付属品である逆止弁を取付けますが取付ける前に必ず古いパッキンが残っていないかを確認します。
そして給水(給湯)ホースを逆止弁へ取付けてください。ゆっくり曲げ長さを調整しながらホースが折れ曲がらないようにします。


手順7 止水栓を開いて正常に水が出るかチェックする

止水栓を開き、水漏れがないかをチェックしたら完成です。
家全体の元栓で止めている時は二人で作業をして、一人が開けて、あとの一人が水漏れしてないかをチェックしましょう。その後通水してから約5分後に再度確認をすると良いでしょう。


ツーホールタイプの蛇口

配管位置の確認と蛇口の交換に必要な工具

洗面台の扉を開けると配管がありますが、金属の2本の配管は向かって右が水で左がお湯の配管と決まっています。
必要な工具は、マイナスドライバ、モンキーレンチかプライヤーです。

手順1 元栓を締める

止水栓がついている洗面台の場合は、水道の元栓をとめずに作業が可能ですが、念のため水道の元栓を締めての作業をしたほうが良いでしょう。止水栓はマイナスドライバで締め、給水・給湯管ともに同じ作業をしましょう。


手順2 ナットを外す

工具で洗面台の下に潜りこんでナットを外しますが、この時残留水が配管内に溜まっていると噴出すことがありますから雑巾などを準備しておきましょう。そして止水栓側も外します。


手順3 逆止弁の取り外し

古いゴムパッキンが止水栓の上に張り付いている時は綺麗にしておきます。
そして工具で逆止弁を取り外しますが、逆止弁が取付されていない場合はこのステップを飛ばしてください。


手順4 スペーサーの取り外し

スペーサーをモンキーレンチなどでナットを回し取り外せば、古い蛇口を洗面台から取り外すことが完了します。


手順5 古いパッキンを取り外す

古いパッキンが給水パイプについている場合は取り外しますが、洗面器用、浴室、キッチンなどいずれのツーホールタイプの水栓にはそのまま交換できるパッキンが付属されていないことが多いので別で準備する必要があります。


手順6 取り外し時と逆の作業手順を踏んで組み立てる

スペーサーで洗面台に本体を固定しますが、あまり締めすぎると洗面台が壊れてしまいますので強く締めすぎないようにします。そして逆止弁を取付けます。(逆止弁を取付けない場合はこのステップを飛ばします。)
パッキンを新しいものに替えて、止水栓と蛇口をつなぐ給水パイプをナットで上下それぞれ締め付ければ完成です。


壁つけタイプの蛇口

手順1 蛇口本体の取り外し

まず水道の元栓を閉めます。

次に蛇口本体と取り付け脚をつないでいる部分のナットを緩めて蛇口本体を取り外します。


手順2 取り付け脚の取り外し

蛇口と配管をつなぐ取り付け脚は反時計回りに回すと緩んで外れます。

配管を炒める可能性があるので回すときにはゆっくりと回すようにしましょう。


手順3 蛇口結合部分のゴミやサビを取り除く

この機会に結合部分に溜まったゴミやサビを取り除いておきます。
ゴミが残ったままだと水漏れの原因にもなるので、蛇口交換の際には必ず掃除するようにしましょう。

歯ブラシを使うのが最適です。


手順4 新しい蛇口の取り付け脚を取付る

交換する新しい蛇口の取り付け脚にシールテープを時計回しに巻きつけて、壁面の結合部分に時計回りで取り付けます。
途中で反時計回しに回ってしまったら必ずシールテープを巻くところからやり直します。

この手順はうまくやらないと水漏れを起こす可能性が非常に高くなります。
もしうまくできそうになかったら業者に連絡しましょう。


手順5 取り付け脚の位置を調整

蛇口本体が水平になるように、少しずつ調整していきます。

この手順でも回しすぎると手順4空やり直しになるので、慎重にやりましょう。


手順6 蛇口本体を取り付けて交換完了

最後に蛇口本体を取り付けて、水漏れがなければ完了となります。


ワンホール混合水栓タイプ

手順1 古い蛇口のアダプターを取り外す

給水管の接合部上下に付いているナットをモンキーレンチで取り外します。


手順2 六角ナットの取り外し

蛇口本体の付け根にある六角ナットをモンキーレンチなどで取り外します。


手順3 蛇口の取り外し

蛇口の本体を上から引き抜いて取り外します。


手順4 上面施工用アダプタの取り付け

上面施工用アダプタを取り付け、ネジを閉めて固定します。
取り付けの際には正面を示す印を確認します。


手順5 水栓本体の取り付け

交換する水栓をアダプターの後ろ側ラベルを合わせるように差し込み、ネジで固定します。


手順6 付属アダプタの取り付け

新しい蛇口に付属しているアダプタを給水管に取り付けます。


手順7 ホースの取付

給水ホースをアダプタに取り付けて、しっかりとつながっていることを確認したら止水栓を開けて作業は完了です。


単水栓の交換

手順1 水道の元栓を締る

単水栓の交換は数ある蛇口の中で一番簡単なのでチャレンジしてみましょう。
水道の元栓を閉めるにあたり、元栓の場所がわからないときは、水道局の検針の方が見る部分なので探してみましょう。
水道元栓を締めたら、噴き出す水を少なくするために、例えば浴室のような洗濯機の蛇口より低い高さにある蛇口をひねって配管内に溜まった残留水を出してから作業を行います。元栓を開ける際には閉め忘れに注意しましょう。


手順2 交換する蛇口を取り外す

根元をしっかりもって反時計廻りにゆっくりと回します。
この時、蛇口が古いと硬くなっている場合があります。この場合は多少強く瞬間的にですが回してみましょう。
蛇口を取り外すと配管が見えます。配管のネジ山部分に古い異物が残ったままで新しい蛇口を取付してしまうと水漏れなどの原因になりますので使わない歯ブラシやマイナスドライバーなどで錆や汚れを綺麗にしましょう。


手順3 新しい蛇口を取付る

まずは新しい蛇口に付属している座金を本体に取付けておきますが、一番奥まで回して締め付けはしないでおきましょう。
何回まわるかを調べるために、時計回りでそのまま配管に回して取付してみると良いでしょう。


手順4 回転数をおぼえておく

例えばですが、5回転目でそれ以上回らなくなったら、蛇口を真っ直ぐ取付できるのは4回転というふうに記憶しておいてから蛇口を取り外しします。
通常は4回転から7回転ですので目安にしてください。


手順5 シールテープを巻く

まず左手でシールテープの端を押さえます。そして時計回りの向きにシールテープの真ん中の穴に指を入れ回転させ一回転させます。この時のポイントはシールテープの向きに気をつけましょう。
シールテープがちぎれてしまわないにうまく均等に力を入れて引っ張り、5回転から6回転巻いてください。
回し終えたらシールテープを引っ張ってちぎり 指で押さえつけるようにして蛇口に付着させましょう。


手順6 蛇口を閉め込む

先ほど憶えた回転数になるように時計回りにゆっくり回して締めます。この時注意したいのは、回しすぎた場合に戻す事が出来ないことを頭に入れておきましょう。また、回している最中に一度でも逆向きに回してしまった場合ですが、その時は一度外してシールテープを巻き戻してから再度回す必要があります。そのまま戻すと水漏れの原因となってしまいます。


手順7 水漏れをチェックする

蛇口の取付が無事に完了しましたら、蛇口を閉め水道の元栓を少しづつあけて指で指した場所から水漏れしていないかを目や耳で確認してみましょう。水漏れが全くなければ壁に座金をピッタリつくまで回せば完成です。
万が一この時、たとえ少しでも水漏れがあった時は最初からもう一度やり直しましょう。
うまく出来れば1時間かからず交換可能ですよ。

 

修理方法に記載した原因を確認しても、水漏れが直らない場合は、蛇口のパーツにひびが入っていたり、金属が劣化してしまっているなどの原因が考えられます。その場合は、蛇口の修理もしくは、蛇口そのものの交換が必要になります。修理、交換は簡単には行えませんので、専門の業者へ依頼するのが良いと思います。

蛇口交換についてのよくある質問

蛇口交換を自分でできますか?
​蛇口交換は難しいですか?
2ハンドルの蛇口をシングルレバーに交換できますか?

お風呂の蛇口を交換したんですがどういうタイプがあるんでしょうか?

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