音で予想するトイレの不具合

トイレの水を流した時に異音がするようであればトイレがつまる予兆と言えます

トイレから聞こえてくる音

トイレの水を流したとき、どこから、どのような音がするかでどういった異常が発生しているか、多少は予想できることがあります。

  • トラップ(水たまり部分)が「コポコポ」と音を立てて波打つ
    →つまり症状の出始めです。
  • トイレのタンクから数分以上「シュー」と鳴る
    →タンク内部の異常。
  • 「ゴンッ!」という勢いのある音
    →水が急に止められて逃げ場が無くなったときのウォーターハンマー現象です。配管を破損させる可能性があるので、ウォーターハンマー防止装置をつけるか、専門業者に相談しましょう。
  • トイレの奥で「コンコン」「カンカン」とノックのような音
    →排水の温度によって配管が多少膨張し、近くの壁にぶつかっている、冬に起きやすい現象。
  • 「ゴー」「ブォーン」など
    →配管の共鳴現象で、パッキンの交換などで改善します。
トイレから異音がした場合、そのまま放っておくことで、トイレのつまりの原因になったり、トイレで使用されている部品の破損が発生することもありますので、気になる音が聞こえたら早めの原因究明に努めましょう。