トイレつまりの直し方について、症状や原因から自分でできる直し方や業者への依頼の仕方などすべてを網羅して紹介しています

トイレつまりの直し方(完全ガイド)

トイレつまり完全ガイドナビゲーション

トイレつまりはその症状やその原因によって対応方法が異なります。症状から原因を見極め、その原因を取り除くに適切な手段(解消法)を選ぶことも重要です。

原因が分からない、解消法が自分では手に負えない、という場合には、業者に改修の依頼をすることになりますがその際の業者の選び方も重要です。

また、今後再びトイレつまりをおこなさないための予防策も大事なことですね。

本ページでは、トイレ詰まりの前兆・原因・解消策・予防・業者の選び方についてまとめました。

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トイレつまりの前兆と症状

トイレの水位や流れ方をチェックして、つまりの症状を把握したり、つまりの前兆を察知して予防することを推奨しています

トイレが詰まる前に前兆を察知して対処できれば、深刻なつまりを回避できます。

自分自身でトイレつまりのトラブルを解消出来れば、余計な出費を抑えるだけでなく、迅速な解決ができます。

ここではトイレつまりが発生する前に起こる前兆、予兆、現象、症状などを紹介します。実際につまりが起こる前に対処して、発生を食い止めましょう。

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【トイレつまりの症状ケース1】
〜水が少しずつ流れる〜

トイレつまりの症状のひとつとして、水を流したあと、タンクから正常に水が流れてくるが便器では水が少しずつ流れていく状態について紹介しています トイレの流れが少しずつ流れる場合は、便器または排水管に異物があり、それが水の流れを妨げていると推測され、放置すると、異物に他の異物が巻き込まれ事態が悪化することも

トイレで用を足して水はタンクからは正常に流れてくるが、便器での流れがイマイチ悪いという症状です。

トイレつまりの軽度な症状です。

この場合、便器または排水管に異物があり、それが水の流れを妨げていると推測されます。完全な詰まりではないため対処されず放置されてしまうことが多いようです。

放置することで、詰まっている異物に他の異物が巻き込まれるなどして、事態を悪化させる可能性があります。

トイレつまりの直し方を参考に、早めに対処してください。

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【トイレつまりの症状 ケース2】
〜水が溢れそうになる〜

トイレが詰まる症状にはどのようなものがあるのか?トイレに水を流した際に次第に水位が高くなり、溢れそうなるケース。いつもの水位と違って普段よりも高くなっている症状はどう対処すれば良いのかについて解説しています。

トイレに水を流した際、次第に水位が高くなり、溢れそうになるケース。

トイレ詰まりの典型的な症状です。

このような場合、いったんは、水位の変化を見守りましょう。

どのような異物が詰まっているか、どこの場所がつまっているのか、そしてどの程度のつまり具合かによって、直し方(対処法、解消法)が異なります。

この症状は、便器の中か排水管に異物が詰まっていることが原因である可能性が高いです。

どのような異物が詰まっているか、どこの場所がつまっているのか、そしてどの程度のつまり具合かによって、直し方(対処法、解消法)が異なります。

もっとも重要なのは異物の性質です。水に溶けるものが詰まっているのか、それとも溶ける可能性のないものが詰まっているのかを把握する必要があります。

このことにより、トイレ詰まりの程度が判断できます。

そして、つまりの原因把握ステップに進みましょう。

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【トイレつまりの症状ケース3】
〜タンクからの水流が少ない〜

トイレ詰まりの症状としてトイレのレバーを引いて水を流しても、ちょろちょととしか水が出てこずに水の勢いが弱かったり、水量が少ないというケースを断面図で紹介。どのような原因でつまり症状が起こるのか、タンク内のしくみなどについて解説しています。

トイレのレバーを引いて水を流しても、水の勢いが弱い・水量が少ないという症状。

そのような場合は便器ではなく、タンク側に原因があるケースが多いです。

水洗トイレのタンクは、便器へ流す水を一旦ため込み、用便後に、レバーを引くことによって、便器に流れ込む仕組みになっています。

もともとタンクにしっかりと基準の水位まで水が溜まっていないか、またはタンクから便器への水の流れを妨げるなにかがあるか、ということになります。

タンクの中にあるフロート弁(ゴムフロート)が機能していないと、水が溜まらなくなることがあります。(用語集: フロート弁

タンクに水がたまらない場合の対処を行なって、十分な水量が保てる状態にしましょう。

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【トイレつまりの症状ケース4】
〜水を流すと音がする〜

トイレが深刻な詰まりを起こす前兆として捉えられる症状として、トイレの水を流した際に普段は聞こえない異音が聞こえる場合があります。どこからどのような音が聞こえるのか、場所ごとに異音の症状を紹介しています。

トイレを流すと音がすることがありませんか?どこから音が聞こえるかをチェックしましょう。

トイレ便器の中からコポコポ、ボコボコ音がする

トイレが詰まる前に察知できる前兆として、トイレからの異音の種類をいくつか紹介しています。洋式トイレで水を流したときにトイレ便器の中からコポコポ、ボコボコ音がする場合、どのような異常が発生している可能性があるかを解説しています。

水を流した時、便器の中でポコポコなどの音がする場合は、便器の中に何かしら異物がある可能性があります。その異物が水流を邪魔して、異音を発生させていると考えられます。

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便器の更に下の方から異音がする

トイレが詰まる前兆として、トイレの水を流した時、便器ではなく更に下の床からチョロチョロ、ポタポタというような異音がするケースを紹介しています。通常であればすぐに治まるはずの異音が続く場合、トイレのどの部分に異常があるかを解説しています。

水を流した時、便器ではなく更に下の床から異音がする場合があります。通常であればその音はすぐに治まりますが、継続的にポタポタなどの音が続く場合があります。

その場合は、便器ではなく排水管に何か異変が生じていることが考えられます。

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タンクからシュー音が聞こえる

トイレの水を流した後にトイレタンクから、シューなどの水流の音が発生し、その異音が続く場合はトイレが詰まる前兆であることを紹介しています。どういうケースの場合にシュー音が発生するかを解説しています。

水を流したとき、その後タンクから、シューなどの水流の音が発生してそれが続く場合があります。それらの異音はタンクから便器への水の経路になんらかの異変が発生しているケースが多いです。

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便器のウォシュレットから異音がする

トイレの後、ウォシュレットを使用する際にブォーと異音がしたり、ジジジと聞き慣れない音がしてうまくシャワーできない場合など、トイレから異音が発生したときどのように対処すべきかを紹介しています。

トイレを使用後ウォシュレットを使用する際にうまくシャワーできなかったり、それに伴う異音が発生するケースがあります。

これはトイレつまりとは直接関係ありませんが、ウォシュレット機能に不具合が生じているケースが多いです。この場合には、メーカーの相談窓口に相談することをおすすめします。

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気になる音が聞こえたら...?

洋式トイレのタンクや、便器、床から音が聞こえていないかよく聞いてみましょう。トイレから何かしら気になる音が聞こえた場合はその後どのようなことが起こる可能性があるのか、そしてどう対処すべきかについて解説しています。

いずれにせよ、トイレの便器およびその周辺で異音が発生するのは、何らかの異常のサインである場合が多いです。その時には支障がなくても、あとからトラブルが大きくなることは少なくありません。

異音が発生した場合は、その症状(音と継続時間)をよく把握した上で、その箇所の調査などをできる範囲で行ってみましょう。

なお、排水管の場合は、一般の人では調査自体も不能ですので、業者や専門家に相談してみまししょう。

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以下、トイレに関するよくある質問です。

つまりの前兆や症状となっている場合があるので、心当たりがあれば気をつけましょう。

トイレ詰まりの原因

トイレのつまりはなぜ起こるのか、つまりやすい箇所がどこなのか、水流(水圧)不足によるつまり、トイレットペーパーなどつまりやすい異物について解説しています。

トイレのつまりは、

つまりやすい箇所

水流の強さ(弱さ)
または

異物

が加わって引き起こされるケースがほとんどです。

トイレつまりの原因①
つまりやすい場所

トイレつまりを解消するためにトイレがつまりやすい箇所について解説しています。トイレの断面図で「せき」の部分、排水口の手前の部分について、どのような箇所であるのかを紹介しています。
  1. つまりやすい箇所 せき(図参照)
    便器のせきの部分は排水路の中で狭くてしかも急カーブになっています。
    この箇所がつまりやすい第一の箇所です。
  2. つまりやすい箇所 排水口の手前(図参照)
    排水口の手前の便器排水路の出口付近にくぼみがあり
    ここにも常時水が溜まっています。
    ここも詰まりやすい第二のポイントです。
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トイレつまり原因②
水流の圧力不足

トイレの大小レバーは、そのトイレの構造において、必要な水量、水圧が設定されているため、節水しすぎるとつまりの原因になる 大のときにレバーを「小」で水を流したり、ペットボトルをタンクに沈ませるなど、必要な水量・水圧を確保せずにいると、トイレつまりの原因になる

トイレの大小レバーは、そのトイレの構造において、大または小を流すために必要な水量、水圧が設定されています。

大のときにレバーを「小」で水を流すと、つまりを起こす可能性があります。

節約のためといって、必要な水量、水圧を確保せずにいると、トイレつまりの原因になります。

水量の節約のために、タンク内にペットボトルを入れることも同様です。水道代の節約にはなりますが、つまりをおこしてしまえば節約も台無しです。

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トイレつまり原因③
異物の紛れ込み

トイレつまりを予防したり解消したりするために、トイレのつまりの原因になりやすい、トイレットペーパー・スマートフォン・食べ物・ティッシュペーパー・ハンカチなどの小物など異物の例を特徴と対処方法ごとに紹介しています。

水洗トイレは基本的にトイレットペーパー(水に溶ける)のみが使用可能になっています。

そしてトイレつまりの原因の多くは、トイレットペーパー以外の異物の紛れ込みです。

普段からトイレにはトイレットペーパー以外の物は流さないようにしておくことが必要です。

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トイレつまりの原因になりやすいもの・異物の例

具体的に異物の例を紹介します。

【トイレットペーパー】

トイレットペーパーも、一度に使いすぎるとつまりの原因になります。

とはいえ、トイレットぺーパーだけでトイレを詰まらせるには、シングルで1ロール、ダブルで半ロール程度必要です。

また、トイレットペーパーが何か他の異物と絡まっている可能性も検討しましょう。

トイレットペーパー以外の異物が何であるかによって、対処法が変わりますので異物の例の項目を参考にしてください。

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【ティッシュペーパー】

ティッシュペーパーはトイレットペーパーとは異なり非水溶性です。

トイレでティッシュペーパーを使用する際は流さずに燃えるゴミとして処分しましょう。

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【流せるお掃除シート
(トイレクリーナー)】

トイレクリーナーなどの名称で販売されているトイレ用お掃除シートの多くは、水に溶けるタイプで便器に流してOKと表記されています。しかし、トイレットペーパーほどすぐに溶けるわけではありません。一度に大量に流そうとすると詰まりの原因になります。

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【生理用ナプキン】【おむつ】
【ペットシート】

生理用ナプキンにしても、おむつにしても、ペットのトイレシートにしても、その用途から水によって溶ける作用はなく、むしろ水を吸って膨らみます。なので、トイレの水流を受けるとその水を吸収してしまうのです。さらに詰まって放置するとどんどん取りづらくなっていきます。便器に落とした場合、見えていればできるだけ早く取り出しましょう。奥に詰まってしまって容易に取れない場合はワイヤーブラシを使用して取り出します。

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【携帯電話】【スマホ】【財布】
【ハンカチ】【ライター】などの小物

これらはポケットから落ちてしまった、というパターンの多い小物です。そして、プラスチックや金属で構成されているこれらの小物は水に溶ける可能性がないので、押し込んでしまうことは厳禁です。ラバーカップを使用すると、余計奥に押し込まれてしまいます。必ず「戻ってくる」「取り出す」方法でトイレつまりを解決する必要があります。

ワイヤーブラシで引っ掛けて取り出すか、もしくは真空パイプクリーナーで引き寄せて取り出します。つまった場所が排水管までいっている場合は便器を外す必要が生じます。

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【おしりふき】

赤ちゃんのおしりをふくのによく使われるおしりふき。おしりふきは水に流せるものとそうでないタイプがありますので、使用の際にはよく表書きを見るようにしましょう。どちらのタイプでももし詰まってしまったら、ラバーカップを試すか、もしくは洗浄剤を使用して、水に溶けるタイプならぬるま湯を使用して溶かしながらつまりを解消します。

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【消臭剤のキャップ】や【子供のおもちゃ】

小さい子どもがいる家で生じやすいのが、プラスチックのキャップやおもちゃ、またはおもちゃのパーツなどを便器に入れてしまって、トイレつまりを起こすケースです。その場合、大人の方はそのことを知らず、気づいたら詰まっていて、実際には何が詰まっているのかわからないことの多いパターンです。このケースも、スマホやライターなどのケースと同様、ラバーカップ(すっぽん)で押し込んで流すのは厳禁です。取り出す方法が基本になります。

真空パイプクリーナーワイヤーブラシで手元に戻す方法を試してみます。

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【ペット(猫砂)のトイレ砂】

猫をペットとして飼っている人にとってペット砂(猫砂)は必需品です。そして多くペット砂(猫砂)がトイレで流せると表示しています。しかし、そこは「ちょっと待った!」です。そもそものペット砂(猫砂)は猫のおしっこを吸収しやすくできています。つまり人間のおむつと同じように、水に溶けるのではなく、水を吸収するのです。

なのでペットのトイレ砂は吸水性の高いものも多く、内部や排水管にこびりついて深刻なつまりを引き起こす可能性があるのです。

少々面倒でもしっかりと処分するようにしましょう。
ラバーカップや真空式パイプクリーナーで一時的につまりが解消しても、こびりつきが取れないとつまりやすい状態が続きます。ワイヤーブラシでこすり落とすか、高圧洗浄が必要になる場合もあります。

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【食べ残し】【残り汁】【嘔吐物】

食べ残しや、カップ麵などの残し汁、吐しゃ物などに含まれている油分がつまりの原因になります。油分は一箇所に固まりやすく、油分が便器の内部や排水管に付着して水の流れを悪くしてしまうのです。

この場合はぬるま湯洗浄剤を使用しながら、ゆっくり流していくようにして解消しましょう。

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つまりの原因が不明なときに調べる(予測する)方法

何がつまりの原因なのか全くわからない場合は、水の減り方を観察しましょう。

数分の放置で水が少しずつ流れる場合でも、レバーを引いて水を流してはいけません。

バケツやペットボトル、洗面器などに水を汲み、便器に流しいれてみて、どれくらいのスピードで水が減るか確認してください。

流れるスピードが少しずつ速まっているようであれば、原因物質は水溶性だと思われます。

何度かバケツ水を入れても水が減るスピードが変わらなければ、原因物質は水に溶けないものだと予測されます。

水が減るスピードが遅くなっていたら赤信号!吸水性のものが膨らんでいる可能性があります。

すぐにつまりの原因物質を取り出す方法を試してください。

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自分でできるトイレつまりの直し方 (解消方法) ~ビギナー編

トイレ詰まりの対処法を、未経験者でもできるビキナー編と、自信のある人だけ向きのセミプロ編に分けて説明します。方法は7つあります。

トイレつまり解消法1
バケツ(ペットボトル)で水を流す

トイレが詰まった時に、バケツまたはペットボトルなどを使用して便器内に水を流し入れて解消する方法を、3つのコツを抑えながら紹介しています。

トイレットペーパーなど、本来水に溶けるはずのものが詰まってしまった場合に効果的な方法です。

本来溶けるはずのものが溶けていないということは、塊になっていたりして溶けづらい状態にあると考えられます。

次の3つのポイントに気をつけて行うと、自力でもつまりを解消できます。

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ポイント1 水は一気に入れずにゆっくりと

バケツまたはペットボトルを使って便器に水を注ぎ入れ、トイレつまりを解消する時のコツその1「溜まっている水を揺らすように注ぐ」ときの細かいポイントを解説しています。

排水口に向けて、少し高めの場所から注ぎ入れるようにジョロジョロと流します。大きめのペットボトルでも、ホースからの放水でも同じ効果が見込めます。

水と一緒に、空気を排水口に入れてあげるイメージで、つまっている箇所を「揺らす」ことが大切です。

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ポイント2 
便器内の水位が高い場合は減らす

バケツまたはペットボトルを使って便器に水を注ぎ入れ、トイレつまりを解消する時のコツその2「便器内の水位が高い場合は減らす」方法、なぜ水位が高いままだと無意味なこともある理由などを解説しています。

詰まっている箇所に水の動きを与える方法なので、便器の中の水位が高い状態のままでバケツから水を流しても、水が多すぎて詰まっている箇所までは影響を与えられません。

水位が高くなって水がタプタプ状態であれば、水を流す前にバケツやポンプで水を汲み出して、排水口に水を当てられるくらいまで減らしてから行います。

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ポイント3 
水が減らないうちはレバーで流さない

バケツに水を入れてトイレつまりを解消する方法を試している時、便器の中の水位の高さを見ながら、どのタイミングでレバーで水を流せばよいか、注意喚起しています。

バケツで水を流していくと、つまっているうちは水位が上がってきますが、詰まりの原因物質が溶けて(ほどけて)いけば、バケツの水も溜まらずに流れていくようになります。

つまりが解消すれば、バケツで水を入れても水位が正常を保つようになりますので、それまではレバーで水を流さないようにしましょう。

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トイレつまり解消法3 
ぬるま湯を入れる

便とトイレットペーパーのみでトイレが詰まった場合など、本来であれば水で溶けるはずのものがトイレに詰まったときの解消法として、ぬるま湯を使った解消法を詳しく解説しています。

本来水に溶けるはずのトイレットペーパーや、お湯でふやける可能性のあるものが詰まっている場合に試します。

洗浄剤や、重曹などと組み合わせるとより効果的である場合も多いです。(用語集: 洗浄剤

ポイント1 熱湯はNG

トイレのつまりを解消する方法のひとつとして、お湯を使う場合にしっかり沸騰させたお湯は使ってはいけない注意点を詳しく解説しています。

ふやかすだけならお湯の温度は高いほうが早く効果が出ますが、トイレ自体が温度に耐えられずヒビ割れしてしまう可能性があります。

触れられる程度のお湯で、50度くらいまでにしましょう。

このポイントを守らなければ、ひび割れの修理やトイレ本体の買い換えの必要が発生してしまい痛い出費になりますので十分注意してください。

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ポイント2 高いところからゆっくりと

トイレのつまりをお湯で直す場合に、便座の中に溜まっている水の奥にぬるま湯が届くように、なるべく高いところから注ぐポイントについて解説しています。

なるべく高い場所からジョロジョロと空気を混ぜ込むようにして注ぎ入れましょう。

ポイント3 
ぬるま湯と放置を繰り返す

トイレのつまりを解消する方法のひとつとして、お湯を使う場合にぬるま湯を注ぎ入れ、高くなった水位のまま放置、水位が下がったらまたぬるま湯を入れる作業についてイラストで解説しています。

30分ほどそのままにして、またお湯を流す作業を繰り返すと効果的です。

ポイント4 洗浄剤と組み合わせる

トイレつまりを解消させるためにぬるま湯を使うとき、洗浄剤を一緒に使うとより早く水に溶ける、洗浄剤の代わりに重曹とお酢を1:2の割合で便器に入れて使うこともできる

早く水に溶けるように市販の洗浄剤を一緒に使う方法もあります。

もし自宅に重曹があれば、洗浄剤の代わりに重曹とお酢を1:2の割合で便器に入れて待つことで、お湯だけよりは多少効果が上がります。(用語集: 洗浄剤

量としては重曹が計量カップ1/4~1/2くらいです。

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トイレつまり解消法3 
ラバーカップ(スッポン)

トイレのつまりといえば、このラバーカップ。棒状の取っ手に、ゴム製の半球がついています。ゴムが戻る力で空気を動かして水流を作り出します。

水流を生むことで、原因物質を溶かす方法です。

ラバーカップ(スッポン)は、押し込むのではなく引き戻すように使います。

ラバーカップ(スッポン)の正しい使い方を詳しく説明します。

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手順1 
ゴミ袋などビニールにラバーカップを通す

トイレのつまりを直すためにラバーカップ(スッポン)を使用するときに、トイレの便座にゴミ袋などのビニールをかぶせる理由と手順を解説しています。

便座の周囲に汚水が飛び散るのを防ぐために、透明のビニールシートの真ん中に穴を開けて、そこにラバーカップの柄を通します。
大きめのゴミ袋が便利です。

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手順2 
ラバーカップをゆっくり押し当てて引く

便器の排水口にラバーカップ(スッポン)をくっつけて、ゆっくりと排水口に向かって押し、そのあと勢いよく引き抜く、その際タンクから水が便器に入り水があふれるのを防ぐため便器のフチから10cm以上水位を下げてから使用する

便器の排水口の部分に隙間が出来るだけできないようにラバーカップ(スッポン)をくっつけて、まずゆっくりと排水口に向かって押し、そのあと勢いよく引き抜いて下さい。

押すことよりも引くことの方が重要です。押し込むと余計つまる可能性がありますので、引き戻すように動かします。

また、便器内の水が溢れかかっている時にラバーカップを押し込んでしまうと、タンクの排水弁が開いてさらに水が便器に入り込み、便座から水があふれてしまう可能性があります。

水が溢れそうな場合は、バケツで汲み出したり、手動のポンプ(灯油ポンプなど)を利用して、便器のフチから10cm以上水位を下げてから使用して下さい。

排水口に排水が引き込まれるようになるまで、ゆっくり押す、勢いよく引く作業を繰り返します。

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手順3 バケツで水を流す

トイレのつまりをラバーカップ(スッポン)を使用して直している時、排水が流れ始めてつまりが解消したように感じても、いきなりレバーで水を流さずにまずはバケツを使って水を流す理由を解説しています。

排水が流れはじめたら、バケツで少なめの水を流し、スムーズに水位が下がるかを確認します。

いきなりタンクの水をレバーで流すのはNGです。もし詰まりが取れていなかった場合は、便器内から汚水があふれてしまうこともあります。

バケツから流し込んだ分だけ排水されていくようであれば、つまりは解消しています。

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手順4 
詰まりの状態が改善されない場合

ラバーカップ(スッポン)でトイレのつまりを直そうとしても、直らなかった場合の手順として、時間をおいて放置することを提案しています。その際にどういった点に注意すべきかを解説しています。

ラバーカップでもトイレのつまりが直らなかった場合は、放置して直ることもあります。

放置して直ることがある?の項目を参考にしてください。

ただし、それでもつまりが解消されなかった場合にはすみやかにトイレ修理の専門業者に連絡して直してもらってください。

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トイレつまり解消法4 
真空式パイプクリーナー

真空式パイプクリーナーとは、ポンプのついたラバーカップ(スッポン)だと言うとイメージしやすいでしょうか。より吸引する力が強いため、詰まっているものを便器内に引き戻せる可能性がグンと高くなっています。(用語集:真空式パイプクリーナー

使い方

ゆっくりとカップ部分を押し付け、その後、ポンプのレバーを引いて使用する、水に溶けない硬い小物などが引き寄せられたら手で取れることもあるが、コツを掴むまではゆっくり慎重にやる

水を張ったところにゆっくりと、しっかり力を込めてグッとカップ部分を「押し付け」ます。

その後、ポンプのレバーを引きます。

動作を繰り返す際、水の中でレバーを戻そうとすると水が跳ね上がる可能性があるので、コツを掴むまではゆっくり慎重にやってみましょう。

水に溶けない、硬い小物が詰まっていた場合、強く引き寄せたあと、ビニール手袋をして手で取れることもあります。

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真空式パイプクリーナーの選び方

真空式パイプクリーナーを選ぶときは、排水口のサイズを調べて購入する、目安としては170mmほどの直径が必要

ラバーカップで直らなかったつまりも真空式パイプクリーナーで直ったという話も多く、買うならこちらという家庭も増えているようです。

トイレに使う場合は、排水口のサイズを調べて購入しましょう。目安として170mmほどの直径が必要です。

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自分でできるトイレつまりの直し方(解消方法)
~セミプロ編~

トイレつまりの修理方法について、ここからは初心者ではちょっとハードルが高めの、しかし道具と知識があればできるセミプロ級の修理方法をまとめました。

トイレつまり解消法5 
ワイヤーブラシ

トイレのつまりを解消させる道具の「ワイヤーブラシ」が、バネ状の金属の先にブラシがついている形状であることをイラストで解説し、どのような使い方をするか、また使い方の注意について解説しています。

ワイヤーブラシというと、一般的には針金のクシのようなものを想像するかもしれませんが、排水管の掃除に使用するワイヤーブラシは1メール以上ある長い器具です。
バネ状になった金属が細長く伸び、その先端部分にブラシがついています。この先端のブラシ部分が排水管の内部を通過する際に、詰まっている異物を崩すなどして詰まりを解消します。(用語集:ワイヤーブラシ

水道工事の専門業者でも扱いが難しい器具ですが、使えればトイレだけでなくあらゆる排水管の清掃ができるようになります。

ただし、この方法はつまり改善がかなり困難な場合にのみ使うようにしましょう。
なぜなら、経験が少ない人がワイヤーブラシを使ってもうまく行かない場合が多いからです。

本項では一応つまり解消法のひとつとして説明を行ないます。

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ワイヤーブラシの選び方

ワイヤーブラシの選び方の基準として、値段は2000円~5000円で、途中で折れ曲がらないようにある程度の強度と、曲がりくねった場所も通せるしなやかさが必要であることを解説しています。

ワイヤーブラシはワイヤーの長さと強度を基準に選びます。

一般的には2000円~5000円ぐらいの価格帯で市販されています。

市販のワイヤーブラシは業務用のワイヤーブラシに比べると、値段は安い分強度が劣ります。

ある程度の強度がなければ途中で折れ曲がってしまい、つまりの解消ができない可能性があります。

使用する排水管の形状(どの程度曲がりくねっているか)にもよりますが、ある程度硬さのあるものを選ぶべきでしょう。

家庭用で使うなら、長さはそれほど必要ありません。

家庭用に市販されているワイヤーブラシの殆どは、強度の問題で2~3mレベルの詰まりを解消することが限界だからです。

それ以上の長さが必要な場合は、自分でやるよりも業者に委託しましょう。

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ワイヤーブラシの使い方

トイレのつまりをワイヤーブラシを使用して直す時、ワイヤーブラシを使用する際のイメージをイラストで解説し、便器の中にワイヤーブラシを突っ込む時にはビニールが被せてあることを解説しています。

基本的にはワイヤーを伸ばして排水管の奥に進めていくという作業になるのですが、効率よく排水管の清掃を行うには以下の手順で作業を行いましょう。

手順1 汚水の飛び散りを防ぐ
トイレのつまりを直すためにワイヤーブラシを使用するときに、汚水の飛散防止のためにトイレの便座にゴミ袋などのビニールをかぶせる手順を解説しています。

トイレつまりの対処全般に言えることですが、ビニール袋など利用して汚水の飛び散りを防止しましょう。切り広げたビニールの真ん中に穴を開け、ワイヤーブラシを通して使用します。

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手順2 ワイヤーを伸ばし、ねじりを加えながら差し込む
トイレにビニール袋を被せた状態で、真ん中に開けた穴にワイヤーブラシを通し、便座の奥までワイヤーブラシをねじりながら突っ込んでいく様子をイラストで解説しています。

ワイヤーが排水管の壁面に沿って進むよう、グルグルとらせんを描き、ねじりながら突っ込んでいきましょう。

トイレの構造上、それほど長くワイヤーを出す必要はありません。2mも出ていれば十分です。

家庭用のワイヤーブラシは柔らかいため、内部でもつれてしまうことがあるので注意しましょう。

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手順3 ワイヤーを前後させて詰まりを解消する
トイレにビニールをかけた状態でワイヤーブラシでトイレのつまりを直す手順として、ビニールが外れないように注意しながらブラシを前後させてつまり部分をほぐす動きを解説しています。

ある程度伸ばしたら、異物を引っ掛けたり汚れを崩すイメージでワイヤーを前後させます。

もし、ある程度の長さまでワイヤーを伸ばして効果が見られないようですと、排水管のつまりが原因となっている可能性が高いので便器を取り外して作業する必要があります。

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手順4 ワイヤーを清掃する
ワイヤーブラシでトイレのつまりを直す最後の手順として、ワイヤーブラシを水道水で流しながら掃除用のブラシで洗う時のどういう点に注意すべきかを解説しています。

この作業が最も大変かもしれません。作業に使うために長く伸ばしたワイヤーを清掃します。

バネ構造の隙間に汚れが入り込んでいますので、念入りに掃除しましょう。
もったいないですが、使い捨てとして考えるのもひとつの手かもしれません。

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トイレつまり解消法6 高圧洗浄機

高圧洗浄機は外壁の汚れや、車のボディの汚れを落とすのに活躍しますが、トイレつまりの修理でもその水圧が一役買ってくれます。 (用語集:高圧洗浄機) ここでは、高圧洗浄機を使ってトイレのつまりを修理する手順を解説しています。

手順1 汚物の飛び散りを防ぐ

高圧洗浄機は水を噴射して掃除する機械です。(用語集:高圧洗浄機

トイレで使用すると、ほぼ確実に汚水が跳ね返ってきます。まずはゴミ袋などに穴を開けたものを水除けとして作り、トイレにかぶせて汚物の飛び散りを防ぎましょう。

洗車や外壁掃除用の家庭用高圧洗浄機を使用したい場合は、配管洗浄用のホースに付け替えて使用します。

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手順2 
ホースを便器の曲がり角まで突っ込む

高圧洗浄機を使用してトイレのつまりを直す際のイメージをトイレの断面図で図解し、高圧洗浄機を便器内のせき部分まで入れ込み、便座にはビニールを被せることを解説しています。

便器の底で曲がっている部分までホースを突っ込みます。

そのため、使用する高圧洗浄機はホースの先端が曲がっているものを使用する必要があります。

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手順3 
スイッチを入れて水を噴射する

トイレのつまりを直すために高圧洗浄機を使用するときに、洗浄スイッチを入れたことで高圧洗浄機のホースが反動で激しく動くことについてイラストで注意喚起しています。

便器の曲がり角までホースを入れたら、スイッチを入れて汚物を吹き飛ばします。

上述したとおりラバーカップとは違い、汚物を押しこむことになるため固形物が原因の場合は絶対に行わないようにしてください。

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手順4 バケツなどで水を流して
つまり解消を確認する

トイレのつまりを高圧洗浄機を使用して直している時、つまりが解消されたかどうかを確認するためにはレバーで水を流さずにバケツまたは洗面器から水を流し入れることを解説しています。

水洗レバーでは水を流さず、バケツなどでくんだ水で流れるか確認しましょう。

問題なく流れればつまりは解消されています。

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トイレつまり解消法7
便器取り外しによる詰まり原因除去

放置してトイレつまりが自然に直ることがある?
放置するときの注意事項・リスク

トイレのつまりを放置して、自然に直る場合と、悪化してしまう場合があります。
放置可能なケースや、一晩放置する場合などの注意事項を解説しています。

放置してトイレつまりが直るケース

放置してトイレつまりが自然に直ることがあるのかどうか、直るケースの紹介としてつまりの原因が水に溶けるもの(トイレットペーパー・便・食べ物・流せる掃除シートなど)であれば放置も有効であることを解説しています。

水に溶けるものがつまりの原因なら、放置して直ることがあります。

トイレットペーパーや、流せるシート、流せる猫砂などがつまりの原因の場合です。

水溶性のものでも、量が多いと詰まってしまいます。

時間をかけることでゆっくりと溶け、つまりが解消します。

ぬるま湯と組み合わせると効果的です。

トイレットペーパーなら2〜3時間、それ以外のものは半日ほどかかることもあります。

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放置してトイレつまりが悪化してしまうケース

放置するとトイレつまりが悪化するケースの紹介として、つまりの原因が水に溶けないもの(スマホ・ウェットティッシュ・歯ブラシ・ハンカチなど)であれば放置NGであり、吸水性のもの(おむつなど)が原因であれば悪化することを解説しています。

吸水性のものが原因なら、放置することでつまりが悪化することがあります。

流せないタイプの猫砂、生理用ナプキン、おむつなどが原因の場合です。

取り出すのが難しくなるので、ゴム手袋をして引っ張り出すなど早い段階での対処が必要です。

時間が経つほどに膨らみ、排水管を完全にせき止めてしまうことも起こりえます。

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トイレつまりを一晩放置するときの注意

トイレつまりを一晩放置し、朝起きてそのことを忘れてトイレを使用してしまい、余計に詰まらせてしまうことがあります。

寝ぼけて忘れないよう、トイレに張り紙をしておきましょう。

水が減っているように見えても、レバーで水を流さないように気をつけましょう。

やってはいけないトイレつまり解消法

また、自宅にトイレが1カ所しかない場合は、朝直ってなかった場合にどこで用を足すか検討しておきましょう。

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トイレつまりをそのまま放置した場合のリスク

トイレつまりをそのまま放置した場合に発生する可能性のあるリスク(水が溢れる・階下に水漏れ・トイレが故障する・修理代がかさむ)を解説し、放置しないよう注意喚起しています。

つまりの症状が軽いからといって、そのまま長期間放置して使い続けてはいけません。

症状の軽いつまりとは、「少しずつ流れる」「水が溢れそうになるがそのあと流れる」「水位が高い」「ボコボコ音がする」などです。

このような状態のままで長期間使い続けると、深刻なつまりに発展する可能性があります。

深刻なつまりに発展してしまうと、さまざまなリスクが発生します。

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自力で直せなくなる・料金が高くなる

トイレつまりの早い段階なら手で取れた原因物質も、放置して使い続けることで少しずつ奥に行き、つまりが深刻化する。業者の料金も高くなってしまう。

早い段階なら手で取れたものが、少しずつ奥に行って、自力では直せなくなることがあります。

自力で直せないとなると業者に依頼することになります。

症状が深刻化しているほどに業者の料金も高くなります。

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水が溢れてトイレが故障する・階下に影響が出る

トイレつまりを放置して使い続けていると、一気に詰まって水が溢れてしまうことがある。水が溢れると電気系統が故障したり、階下に悪影響が出る場合がある。

ちいさな異物が原因の軽いつまりでも、そのまま使い続けるうちにトイレットペーパーがひっかかって一気に詰まり、水が溢れてしまうことがあります。

水が溢れてしまうと、電気系統が水に浸かって故障することもあります。

マンションの場合は階下に影響を及ぼしてしまうと、費用が余計にかかる場合があります。

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別の場所もつまってしまう

トイレのつまりの原因物質が、他のトイレの排水管との合流地点まで押し流されてしまうと、もう1カ所のトイレもつまってしまうことになる。

汚水用の排水管は途中で合流しています。

つまりの原因物質が合流地点まで押し流されて、そこで詰まってしまった場合には、もう1カ所のトイレもつまってしまうことになります。

雑排水(風呂・洗濯・キッチン)と汚水(トイレ)は別の排水管ですが、これも最後のほうで合流します。

家全体で流れが悪くなる可能性をはらんでいますので、軽いつまりでもそのまま使い続けて放置することのないようにしてください。

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水道代が高くなる

トイレタンクからチョロチョロと音が聞こえる場合、無駄な水が流れ続けていることがあり、そのまま放置していると月に2000円ほど水道代が加算されてしまう。

軽度のつまりの原因に、タンク側に問題がある場合があります。

タンクでチョロチョロと音がするという場合、月に2000円ほどの無駄な水道代が発生します。

これはトイレに限った話ではなく、お風呂場や台所などでも同様ですのですぐに対処しましょう。

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やってはいけないトイレつまりの解消法

何が詰まっているとしても、どのような原因でもやってはいけないトイレつまり解消法をいくつか(レバーで水を流す・素手で作業する・とりあえずラバーカップ・熱湯をかける)イラストで紹介して注意喚起しています。

どのような症状でも共通して、やってはいけないことがあります。

自分で解消法を試す前に一読してください。

レバーで水を流さない

やってはいけないトイレつまり解消法、レバーで水を流すと溢れる危険あり

水が少しずつ流れて、つまりが解消したように見えても、レバーを引いて水を流してはいけません。

つまりが解消されていないままレバーで水を流すと、更に水が上がり、溢れてしまう危険性があります。

水流で原因物質が押し流されてつまりが解消することもありますが、それは運が良い場合です。

バケツでも洗面器でも良いので、何かに水を汲んで流し入れ、水位がスムーズに下がるかどうかをチェックしてからレバーを使用しましょう。

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原因不明のままでとりあえずの対処をしない

やってはいけないトイレつまり解消法、原因不明のままラバーカップを使うとまりを深刻化させる可能性あり

原因をよく把握しない状態で、とりあえずラバーカップ(スッポン)などでカパカパ水を押し込んだり、バケツで水を流したりしないことです。

ラバーカップやバケツの解消法は手軽ですが、水に溶けるものが原因である場合の解消法です。

水に溶けないものが原因である場合には、つまりの症状をさらに深刻にしたり、排水管自体の損傷などの事態におちいるリスクがあります。

​​あくまでもトイレ詰まりの対策は、<原因把握>→<原因にあった直し方(対処法・解消法)>というステップを踏みましょう。

原因がわからないときは原因を調べる(予測する)方法を参考にしてください。

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熱湯を使用しない

やってはいけないトイレつまり解消法、熱湯は便器ひび割れの危険あり

排泄物(便)やトイレットペーパーが原因のつまりの場合、お湯を使用する解消法は有効ですが、熱湯はNGです。

トイレは陶器でできていますが、耐熱処理はされていません。

そのため、熱湯によってひび割れが発生する可能性があるのです。

トイレが寒い場所にある場合は特に、温度差で衝撃が大きくなります。

トイレにひび割れができると、便座をまるごと交換しなければならず、大きな出費になります。

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素手で作業しない

やってはいけないトイレつまり解消法、素手での対処は感染症の危険あり

自分でトイレつまりを直す場合、感染症を防ぐためにゴム手袋をつけましょう。

また、ウォシュレットなど電源がある場合は感電を防ぐため、切ってから作業を開始しましょう。

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自分で直すときのリスクを把握しておきましょう

トイレつまりを自分で直そうとする場合には、汚水が飛び散る、水漏れ、便器を傷つけしまうなどのリスクがある。業者のほうが安くて早いこともあり、衛生面でも安心。

他にも、トイレつまりを自分で直すときにともなうリスクはいくつかあります。

汚水が飛び散って室内に臭いが充満したり、水漏れにつながることもあります。
自分でトイレつまりを直すときには、注意深く作業するようにしましょう。

自信がなければ、すぐに業者さんに依頼するようにしましょう。そちらのほうが安くて早くて衛生面でも安心な場合もあります。

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業者にトイレつまりを依頼する場合の金額や時間の目安

トイレ×非常事態のイメージ写真で、自分でトイレつまりを直せない事態において業者を頼るために「依頼する判断基準」「業者に依頼した場合にかかる時間と費用の目安」「業者の選び方」を紹介しています。

自分でトイレのつまりを直せない場合は、当然業者に依頼するしかありません。
ここでは、

  • トイレつまりを業者に依頼する判断基準
  • トイレつまりを業者に依頼した場合にかかる時間と金額の目安
  • トイレつまりを依頼する時の業者の選び方

について説明します。

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業者に依頼する判断基準1
水位が変わらない

本来あるべきトイレの水位から、数センチ高くなっている状態を図解し、便器の水がまったく減らない場合は業者を読んでトイレつまりの修理を依頼すべきであることを解説しています。

つまりが発生したとき、少しずつでも便器内の水位が下がっていっていれば、軽度のつまりである場合も多いので、細心の注意を払いつつ、いくつかの解消法を試してみる価値はありそうです。

便器の中の水がまったく減っていかない場合は、つまりの度合いは深刻である可能性が高いです。業者さんに相談しましょう。

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業者に依頼する判断基準2
詰まりの原因が水に溶けないもの・または不明

トイレのつまりの原因が水に溶けないもの(スマホ・ウェットティッシュ・歯ブラシ・ハンカチ・おむつなど)の場合は、業者を読んでつまり解消を依頼したほうが良い理由を解説しています。

トイレットペーパーなどの紙類(水に溶けるもの)がつまりの原因である場合は、先に紹介した解消法もかなり有効ですが、原因が芳香剤のキャップなどの固形物の場合はまったく意味のない場合もあります。

余計奥に行ってしまい、排水管のほうまで工事しなければならなくなると費用も高額になります。
硬いものが便器を傷つけることも考えられます。

つまりの原因が水に溶けないものであれば業者さんい依頼したほうが賢明です。

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業者に依頼する判断基準3
普段から流れが悪い

尿素が固まって石のようになり、排水管の通り道を狭くしている場合は、普段から流れが悪くなっていることもあるため、一度業者を呼んで根本解決がおすすめ。

何かをトイレに落としてしまう以外に、つまりの原因になることが2つあります。

まず、家の築年数。長く使用していると尿素が固まって石のようになり、排水管の通り道を狭くしている場合。

2つ目は、節水で水を少なめにしている場合。

これらの場合は、その時起こったつまりが解消しても、基本的につまりやすい状態にあります。

「トイレつまりの起こる前兆」をチェックして、つまりが発生する前から前兆が起こっていたようであれば、根本を改善するために業者さんに相談してみましょう。

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トイレつまりを業者に依頼した場合
の金額の相場

トイレのつまりを業者に依頼した場合、作業料、基本料、 出張費などの合算で、軽度であれば合計8000円くらい、重度だと数万円掛かる場合があるので複数の業者に無料見積りしてもらうのが良い

トイレのつまりを業者に依頼した場合、基本的には、複数の内容の金額になります。

大まかには、作業料金 +基本料金 + 出張費 となります。

つまりの原因にもよって当然変わりますが、軽度であれば合計8000円くらい、便器の着脱などが必要になってくると数万円掛かる場合があります。

電話で見積もりしてもらっても、実際に見てもらうと金額が変わる場合があります。

インターネット上では安い金額を表示して、実際に行ってから上乗せしてくる業者もいます。

見積りが無料のところを呼んで、しっかり説明を聞いて依頼するようにしましょう。

余裕があれば、複数の業者に見積りしてもらうのが良いでしょう。

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トイレつまりを業者に依頼した場合の時間の目安

軽度のつまりであれば30分かからないこともあるが、数時間かかることもあり、料金の見積もりと一緒に時間の目安も確認し、近所のコンビニなどでトイレが借りられるかどうか、工事が始まる時に確認しておく

業者が到着して作業開始してからどれくらいで直るかといえば、軽度のつまりであれば30分かからないこともあります。

しかし原因がわからず改善しない場合や、便器を取り外す工事などであれば数時間かかることがあります。見えない部分の問題を直す仕事ですし、万が一のことがあっては大変なことになりますので、慎重な作業となります。作業に取り掛かる前に、料金の見積もりと一緒に時間の目安も確認しておきましょう。

特に、小さなお子さんのいる家庭の場合は、近所のコンビニなどでトイレが借りられるかどうか、その瞬間に慌てなくていいように工事が始まる時に確認しておきましょう。

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トイレつまりを依頼する業者の選び方

トイレつまりで業者さんを呼ぶ時の基準として指定業者であること・複数見積もりを取る・内容の説明をしっかりしてくれるか・アフターフォローがあるか、を紹介しています。

トイレがつまってしまうと、早く直したいと焦ってしまう人も多いはず。その『すぐに解決したい』という消費者心理に付け込まれ、法外な料金を請求されたり、別の工事までされるなど悪質業者とのトラブルがここ数年多発しています。トラブル予防のためには焦りは禁物です。焦らずに、納得のいく業者選びをするための手順をご紹介します。

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トイレつまりの症状が自分で直せる?
業者に依頼?かチェック

トイレのつまり具合が

少しずつ流れる

水があふれそうになるがそのあと流れる

水位が高い

ボコボコ音がする

以上のような症状であれば、まだ自力で直すのに間に合います。自分で直す際は『つまりの原因を把握する』『原因にあった直し方を探す』という2ステップを必ず守るようにしましょう。

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全く流れない、原因がわからない、自力で直す方法を試してみたけど症状が変わらないという場合は、下記を参考に業者依頼を検討しましょう。

業者に依頼する前にすべきこと
ー止水栓を止める

トイレつまりの修理を業者に依頼する前にまず止水栓を閉める。トイレの止水栓はタンクの横や床にあるので、マイナスドライバーや付属の工具で時計回りに閉め、回した回数を覚えておく。止水栓の代わりに家の元栓を閉めても良い。

業者に依頼する前に、まずやるべきなのがトイレの止水栓を閉めることです。止水栓は一時的に給水を止めるために備え付けられた栓で、トイレやキッチンなど個別にあります。

トイレの止水栓はタンクの横や床、タンクレス便器は便器のパネル内にあります。止水栓はマイナスドライバーや付属の工具を使って時計回りに閉めますが、その際に注意することがあります。

  • 止水栓が固くて回らない場合は無理せずに家の元栓を閉める。一戸建ての元栓は水道メーターのそば、マンションなど集合住宅は玄関外の鉄扉内などにあります。
  • 閉める際に栓を回した回数を覚えておく。止水栓には水量を調節する役目もあるので、修理終了後に再び栓を開くときの水量調節に役立ちます。

止水栓を閉めることで水漏れの心配はほぼ回避できます。焦る必要はないので業者選びに取り掛かりましょう。

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居住エリアの水道局指定工事店を選ぶ
ー業者選びのポイント

水道局指定工事店とは、給水装置工事主任技術者や機材、資材、事務手続きなどの条件をクリアしており水道局から認められた業者で、自治体HPや下水道局サイトで確認できる。トラブルが起きた場合も水道局が仲裁に入ってくれる。

業者選びの第一条件は『水道局指定工事店』であること。

水道局指定工事店は、居住地域の自治体HPや下水道局サイトで確認できます。

水道局指定工事店とは、各自治体の水道局から法律・法令に定められた基準で適切に施工できると認められた業者です。そのためには以下のような条件があります。

  • 国家資格である『給水装置工事主任技術者』が在籍している
  • 水道工事に必要な機材、資材を保有している
  • 適切な水道工事および水道工事に関する事務手続きを行うことができる

『給水装置工事主任技術者』は国家資格で、水道工事に関連する正確な知識と技術を持つスペシャリストです。また工事に必要な機器を保有することも認定条件なので、さまざまなケースへの対応力も高いといえます。

水道局指定工事店は水道工事だけでなく、漏水が起こった時には、水道料金の減額を申請するために必要な漏水証明を発行できます。

トラブルが起きた場合も、水道局指定工事店ならば水道局が仲裁に入ってくれるので安心です。

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相見積もりの取り方
ー業者選びのポイント

複数のトイレつまり業者に電話し、現地で見積もりをもらって相見積もりをする。『基本料金』『材料費』『作業代』『出張費』などの項目別に金額が記載されているので、金額や施工内容を比較、確認して業者を選ぶ。

業者選びの際は、複数の業者から見積もりを取る『相見積もり』で料金や作業内容を比較してみましょう。できれば3社ぐらい相見積もりを取るのがおすすめです。1社では比べようもなく、料金の相場もわかりません。

『出張・見積もり無料』と記載されている業者に依頼しましょう。記載のない場合は有料なこともあります。

業者を選んだら電話して、トイレのつまりの症状などを説明します。電話でも標準的な作業料金は教えてくれますが、きちんとした見積もりは実際の現場を見てから出されます。来てもらう際、まずは見積もりだけ聞きたいという点を伝えておきましょう。

来てもらったら1社目でそのまま頼んでしまう人も多いので、事前に電話だけでも何件かしておくとよいでしょう。最近はLINEを使って見積もりしてくれるところもあります。

また、同時に複数の業者を呼び、オークションのような形で相見積もりをとる消費者が増えているようですが、あまりおすすめできません。業者も人間ですから、そういう消費者には親身になれないそうです。

見積もりが出たら内容をチェックしましょう。『基本料金』『材料費』『作業代』『出張費』などの項目別に金額が記載されているので、修理にかかる費用や施工内容がわかり、料金の相場も知ることができます。

あまりに高額な業者は避けるとして、安過ぎる場合もあとで高い追加料金を請求されることがあるので注意しましょう。

やりとりをしている際の業者の接客態度や、丁寧なわかりやすい説明をしてくれるかも業者選びの大切なポイントです。

値段の比較のみでなく、内容をよく聞きましょう。多くの人は大きく値引きしてくれる業者を選びがちですが、良心的な業者は適正料金を出すのでそう値引きはできないものです。安さのみで選んだ業者で満足できるかは疑問が残ります。どのような施工・作業をしてくれるかを聞いて、内容と金額を合わせて比較しましょう。

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悪徳業者の手口と見抜き方

トイレつまり悪徳業者の手口の例「不要な追加工事を勧める」「悪くないところまで取り換えて費用を請求」「施工後に金額を追加」「特殊な部品が必要だとうそをつく」など。悪質業者の見抜き方、対処法として「水道局指定工事店か確認」「相見積もり」「焦らない」「いったん中止する」など。

都内の消費生活センターによると、2020年4月以降、トイレの詰まりや水回りの修理トラブルが急増しているそうです。コロナ禍でのステイホームが長いせいもあるのでしょうか。相談の多くは、ネットで見つけた格安料金をうたう業者に修理を頼み、あとから高額を請求されたという被害です。

水回りは時に緊急性が高い場合もあるので、「とにかく早く直したい」という焦りの気持ちに悪質業者が付け入ってきます。以下もよくある悪質業者の手口です。

  • 安い金額で工事を請け負うが、不要な追加工事を勧めて高額な支払いを請求。
  • 修理内容の説明をせず、勝手に悪くないところまで取り換えて費用を請求。
  • 作業料のみで見積もりを出して契約、施工後に出張費や材料費などを追加して請求。
  • 特殊な部品が必要だとうそをつき、その分の金額を上乗せ。

こういった手口にだまされないよう、悪質業者の見抜き方や対処法を参考にしてみてください。

  • 水道局指定工事店であるか確認する
    居住地域の自治体HPや下水道局サイトに、水道局指定工事店として掲載されているか確認しましょう。
  • HPを確認する
    業者のHPで、企業情報(企業名、電話番号、 所在地、代表者氏名など)がしっかり記載されているかを確認しましょう。悪質業者は悪評が広がることを恐れるため、企業に関する情報を公開したがりません。情報が少ないなと感じたら違う業者にしましょう。
  • 相見積もりをとる
    相見積もりで料金と作業内容を比較しましょう。まず法外な料金を提示した業者を除外できます。他と比較して気になる部分があれば質問をし、あいまいな部分をなくした上で契約しましょう。
  • 焦らない
    止水栓を閉めれば、大きな水漏れ被害になることはほとんどありません。『水漏れの原因になる』『階下に迷惑がかかる』など不安をあおって、修理の契約を急がせる業者は要注意です。焦らずに修理内容を確認しましょう。
  • いったん中止する
    少しでも疑問を感じたらいったん中止してもらい、断りましょう。近所にトイレを借りられるところがあるか確認し余裕ができた状態で、勧められた工事や部品が本当に必要なのか、別の業者に相談してみましょう。
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万一悪質業者に引っかかったら?

トイレつまり工事を依頼して「不要な工事をされた」「あとから請求された」「見積もりと違う」「広告と違う」などと感じたらクーリングオフが適用できるかどうか、工事日から8日間が過ぎていてもとにかく消費者センターに相談する。

見積もりより高かった、不要な工事をされてしまった、などと感じたら一人で悩まずに消費者センターに相談してみましょう。

クーリングオフ制度(一度取り交わした契約を解除する)が適用できるかどうか、検討してくれます。

トイレのつまりを直してもらうために業者を自宅に呼んだ場合、基本的には、こちらが依頼したトイレのつまりの修理にはクーリングオフは適用されません。その時に便器の交換を勧められたという場合は、これは『訪問販売』にあたり、クーリングオフが適用され、この部分について契約を解除できます。

そのような場合のみでなく、『チラシ広告で安いと思って頼んだらあとで高額請求された』『ネット広告の料金と実際の請求金額が違う』という場合も適用されることがあります。

クーリングオフには一定の期間が設けられていますが、期間を過ぎても適用される事例もあるようです。とにかく早く相談してみましょう。

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トイレつまりの予防

トイレ×クローバーのイメージ写真で、いつも快適にトイレを使用できるよう、トイレつまりの予防方法にはどんなものがあるのかを紹介しています。

トイレのつまりの予防には、とにかくトイレつまりの原因になりやすいものを流さないことが重要です。しっかりチェックして、おもちゃなどトイレに持ち込まない、フタなどが落ちないよう周りを整理するなどしてトイレつまりを予防しましょう。

普段の使い方でもトイレつまりを予防できます。

トイレットペーパーの使用量を見直す

一人あたりの平均である3~4ロール/月以上使っている感覚があれば、トイレットペーパーの使用量を見直す。海外製の粗悪品は水に溶けないものもあるため分けて流す。

トイレットぺーパーだけでトイレを詰まらせるには、ダブルで半分、シングルで1ロールくらいの量があれば十分です。

実際は排泄物(便)+トイレットペーパーを流しますので、もっと少ない量で詰まります。

トイレットペーパーの平均使用量は一人あたり3~4ロール/月とのことなので、これ以上使っている感覚があれば、少し控えてもいいかもしれません。

近年では、おしりの洗いすぎ・拭きすぎによるトラブルも注目されています。

これを機に使用量を見直してみましょう。

また、海外製の粗悪品は水に溶けないものもありますので、分けて流すなどして使用に注意しましょう。

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トイレタンクの節水はしない

トイレタンクの中にペットボトルなどを沈め、流れる水量を減らして節水する方法があります。

ペットボトルはすぐに取り出して、規定通りの量を流すようにしましょう。

タンクの水量は、そのトイレの形状で便を流しきる為に必要な量が計算されています。
水量・水圧不足はつまりの原因になります。

節水のつもりで大便の時に「小」で流すのもおすすめできません。

大便の時には必ず「大」で水を流しましょう。

「小」でも流せるトイレットペーパーの量は2~3mほどです。

小の時でもトイレットペーパーを多めに使った場合は、「大」で流すようにしましょう。

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食べ物・嘔吐物は何度か水を流す

食べ物をトイレに流すと、油分が固まってつまりの原因になる。嘔吐物の場合は、胃酸によって浄化槽内のバクテリアが死滅するため、トイレで嘔吐した場合は念入りに水を流す。

食べ物をトイレに流すと、油分が固まってつまりの原因になります。

また、嘔吐物の場合は、胃酸によって浄化槽内のバクテリアが死滅して浄化機能が低下するという問題があります。(用語集:浄化槽

本来流すべきではないものですが、トイレで嘔吐した場合には普段より念入りに水を流してなるべく油分を流すようにしてください。

普段からトイレの使い方に気をつけて、トイレがつまらないよう、快適に過ごしましょう。

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注意事項

ラバーカップで便器のつまりを解消できなかった場合に、細長い金属製のモノなどを突っ込んで、無理に取ろうとしないでください。トイレの奥につまっている物を奥に押し込んでしまい、さらに取りにくくしたり、便器そのものを傷めるリスクがあります。

自身で解消できるトイレつまりは、症状の軽いものばかりです。
ラバーカップや、手を突っ込んで異物を取るなどの方法を試してつまりが解消されなければ、症状は深刻であるということです。この場合は、業者に委託したほうが便器故障などのリスクが少なくなります。

また節水のためにタンク内にペットボトル等を沈めて水の量を減らした場合、水圧が下がり、便器のつまりの原因になることもありますので、十分にご注意ください。

トイレの水量はつまりを起こさないように調整されています。

トイレのトラブルは悪化すると便器を分解して対応する必要が出てきたり、壊してしまった場合にはトイレそのものを交換するといった可能性も出てきます。

つまり程度で済むうちに業者に解決してもらうことも考慮しておいたほうがいいでしょう。

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