トイレのつまりの原因になる間違った節水方法
最初の水洗トイレの水量は20リットル
水洗トイレが日本で設置され始めた頃、「大」でひねって使われる水量は約20リットルでした。
1980年代までに13リットル程度で済むものが普及し、2000年までには10リットル程度のものが普及していきました。
現在は8リットルから6リットルほどの節水タイプも多く出ていますが、節水タイプが若干つまりを起こしやすいのも事実です。
とはいえ、節水は大切な環境保護の一環ですから、メーカーは節水タイプでもきちんと流せるように、トルネード方式や、サイクロン、ネオボルネックス式など、物理学的・力学的に様々な研究を行って、トイレを開発しています。
トイレの水量はトイレに任せて
その形状のトイレで、大を流すのに必要な水量がどれくらいなのか、計算されて設計されています。
ですから、各家庭でトイレのタンクにペットボトルなどを入れたり、大の時に小で流すなどの独自の節水をすると、排泄物を流す力が不足してしまいます。
仮に、無事に流れたとしても、汚れを流しきれなかったりして尿石がつきやすくなります。
独自の節水はトイレつまりの原因になりますので、節水はトイレ以外で行うようにしましょう。