簡易水洗、汲み取り式トイレのつまりの場合は?
今は少なくなった昔のタイプのトイレ
今は「洗い落とし式」「サイホン式」そしてサイホン式の進化系「サイホンゼット式」がかなり多くなってきたとはいえ、日本のトイレはまだまだ少し昔の様式のトイレも残っています。
重みでフタが開いて排泄物が落ちたあと、少しの水で洗浄する簡易水洗と呼ばれるタイプもありますし、下水道で処理されずにバキュームカーに汲み取ってもらうタイプのトイレもまだまだ現役で活躍中のようです。
さすがに、水を使わない、便槽までの間にパイプもない「ポットン便所」「ぼっとん便所」と言われる落下式トイレだとつまりには無縁です。
簡易水洗トイレや、汲み取り式のトイレではトイレのつまりが起こった場合はどうしたらいいのでしょうか?現在のトイレとは違いがあるのでしょうか?
簡易水洗トイレなどのつまりの直し方
簡易水洗トイレや汲み取り式でも、トイレのつまりの原因や解消法は大きく変わりません。
ラバーカップ(スッポン)などは水の中に沈めて使う必要があるため、コップ1杯程度の水しか使用しない簡易水洗トイレでは水を足す必要がありますが、便器から便槽の間にはパイプがあるため、そのパイプに物が詰まればトイレがつまり、物が取れたり、ほぐれれば解消します。
トイレの仕組みがどうなっているのか、それを理解していればつまりが発生した場合でも正しい対処ができますし、その後も正しい使い方をして快適なトイレ生活が送れるはずです。