トイレつまりの原因となるティッシュペーパーとちり紙
ティッシュペーパーはトイレでは使えない?
ティッシュペーパーとトイレットペーパーの違い、それは水溶性か非水溶性かです。
ティッシュペーパーは水に溶けにくくできています。ポケットティッシュでも同様です。
トイレットペーパーは水に濡らすと見えなくなるほど溶けてしまいますが、ティッシュペーパーは洗濯機に入れてうっかり洗濯してしまっても形が残っているほどです。
ティッシュ箱裏の注意書きにもトイレに使用しない旨が書かれていますので、トイレットペーパー替わりにティッシュペーパーを使用しないように、どうしても使用せざるを得ない場合はティッシュペーパーのみ燃えるゴミとして処理するようにしましょう。
トイレに流せるものは「流せる」と明記してありますので、明記していないものはトイレで使用しないようにします。
トイレで使えるちり紙は?
昭和の終わり頃まで多くの家庭で使われていた「ちり紙」「おとし紙」も同様です。
ちり紙とティッシュペーパーはどこが違うというと、製法が違います。
ティッシュは織物で、ちり紙は和紙の製法と同様、漉いて作られています。
ちり紙がトイレに使用されていたのはまだ水洗トイレが普及する前でした。
もし現在、ちり紙をトイレで使用したいと思っている方は、トイレに流せるタイプであることを確認の上で選びましょう。
トイレに流せることを明記していないちり紙は燃えるゴミとして処理する必要があります。